徳野ブログ

◆ 矜持(きょうじ)をもって

ある専門家がある経営者に対してある取組を、やった方がよい、と強く訴える場に同席する機会がありました。客観的にはその取組は確かによいものです。ただ、経営者としてはやりたくない様子。にも関わらず、何度も
訴える。その経営者にとっては、決して気持ちのいい時間ではなく、怒鳴り出しかねないムードもありましたが、結果、前向きに検討するということになりました。その専門家の様子に、耳障りのいいことだけ言うのではなく、お客様がよくなる状態になるための関わりをするのが自分の仕事だ、というスタンスを感じました。

「税理士もサービス業」という意識が一般化されてきました。以前は、一段上からの物言いをする方が多かったように聞いています。開業以前から、私もこのあたりのことを感じていましたので、「偉そぶらず」「わかりやすく丁寧な
説明」を心がけて仕事
をしてきました。とはいえ、ご要望をそのまま受け入れるのがよいサービスではなく、税や会計の専門家として、ダメなものはダメ、ということを言える関係性を築く必要があるなと改めて思っていたところです。

 

弊社社員にも、専門家としての矜持を持って仕事をして欲しいなと、近頃改めて考えております。だからこそ安心
してご依頼くださっているお客様も多くいらっしゃると思っています。皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

徳野文朗

 

◆ 担当替え2例で感じたこと

母親のケアマネさんの担当替えがあり、先日、新担当の方が母親宅に来られて、ある手続きに必要な書類の作成をしてくださいました。ただ、それだけのことなんですが、立ち会った私も妻も「前の人の方がいい」と感じました。おそらく、母親に対して声掛けがほぼなかったというところから来た不信感だと思います。必要な仕事はしているわけですが、その中で顧客から不信感を持たれてしまうというのも怖いことだなと思います。

長年テニススクールに通っています。5年ほどお世話になったコーチが3月に退職し、4月から新コーチとなりました。10人のクラスで、メンバーもクラスの雰囲気も固定化しています。この雰囲気は構成メンバーによるものでしょうけど、コーチによるものも大きいです。新コーチのクラス運営によっては「辞める」と決意していた人が半分くらい居てました。そのせいか、4月の最初のレッスンは妙な緊張感がありました。が、誰も辞めることなく無事4か月が経過しました。新コーチがクラスに馴染むように努力されたように感じています。

 

何のための手続きか、何のための場なのか、自分の存在意義はどこにあるのか・・時々意識して仕事をしないとおかしなことになりかねないな、と改めて感じた身近な担当替えの2例でした。

 

 

 

人によって違う「いつものこと」

数年前、身近な人が心臓の手術を受けることとなり大きな病院にお世話になりました。手術前日、執刀医含め3名の医師から手術の説明がありましたが、その最中、説明している執刀医の横で別の医師が居眠りをしていました。

ちょっとビックリしましたが、この医師にとってはそれほど 「いつものこと」 なんやろうな、と想像しまして、かえって安心しました。(もちろん、不謹慎とも感じましたが)。翌日の手術は無事成功です。

弊社では毎月、決算作業をしています。
3月6月9月12月を決算月としているお客様が多いですが、1月や7月など、他の月を決算月としておられるお客様も多くいらっしゃいます。
お客様にとっては年に1度のことですが私たちにとっては「いつものこと」です。

 

いつものことだからこそ、税制にも精通しますし作業者としても熟練します。
お客様とは年間の関与を通して数字を共有しますし、利益水準や納税額についても予想値をお伝えした上で決算書をまとめていますので、ほぼ予定通りの決算書となります。
とはいえ、お客様にとっては年に1のことです。
わたしたちも、年に1度の決算書であるということを改めて認識・意識した上で、お仕事させていただくことが大事やな、と居眠りドクターを見て感じた次第です。

 

頑張ってまいります。頑張りましょう。

緊急事態宣言はひとまず解除となり、弊社も6月8日から全員週5出勤に戻すことにしました。
ただ、通勤時の感染リスク軽減のため時差出勤の奨励と電話受付時間の短縮は継続する
こととさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

テレワークでもある程度仕事が出来ることが判明しましたが、会社以外に働ける環境の維持にはコスト
かかります。
作業効率の悪さもありますし、企業・組織へのロイヤルティ(忠誠心)も希薄になるだろうと思います。

一方で、コロナ以前から言われていた「働き方改革」「働き方の多様性」の点からは、
テレワーク可能な職場であることが労働力の定着や獲得には有利となることも意識せざるを得ません。
また、秋以降に来るだろうと言われている第二波にそなえて、再度のテレワークが可能となる
ツールとルールの整備もしておく必要があると思っています。

秋以降のことも大事ですが、何よりも今、いろんなご不安を抱えていらっしゃるお客様に、
引き続き頼りにしていただけますよう、お役に立てますよう、スタッフ一同頑張ってまいります。
よろしくお願いいたします!頑張りましょう!

                            ~トクちゃん新聞6月号より~
                              徳 野  文 朗

 

新型コロナウイルスをキッカケに・・・

新型コロナをキッカケにいろいろ考えさせられてます。
状況をどう捉えて、何を優先させてどう行動するか、
ということをリーダーとして瞬時に決定していく必要がありますね。

ぼんやりイメージしていたフレックス制度テレワークについて、
ある意味今回強制的に踏み切らされました。

通勤時の混雑を避ける目的で、7時~16時、10時~19時勤務も
奨励する形にしました。
細かな微調整は必要ですが明るいうちに帰宅できることは
多様な働き方のとっかかりとしては象徴的なことだと感じています。
テレワークは、PC環境としては可能な状況ですが、
セキュリティ対策等、運用上のルール整備が必要です。

飲食事業や民泊事業など、すでに直接的に影響を受けているご商売はもちろん、
ほかのご商売にも徐々に影響が出てくると想像されます。
各省庁から施策が次々と出ています。
My Komom の経営サポートのコーナー
「新型コロナウイルス感染症対策関連情報」のリンク集がありますので
ご参考にしてください。

資金繰りは、大幅に業績が悪化する想定で練り直していただくのがよいと思います。
この難しい局面をなんとか乗り切りましょう
ご不安あれば早めに弊社担当にご相談ください。

                         税理士 徳野文朗

令和2年のテーマ まずはスリムに!

2020年節目の年。
ノストラダムスだ、ミレニアムだと言ってたのも「ついこの前」と感じる時点でおじさん確定でしょうか。
あれから20年。
この20年で、後継者不在問題がいよいよ顕在化してきました。
後継者へのバトンタッチではなく「M&A」となるケースも弊社においても身近なものとなり、
2019年は5件のお客様が株式を譲渡しました。

実は、経理担当者の後継問題も発生しつつあります。
ベテランのスキルと経験があってこそ業務が回っている
が、次の経理担当はそんなムリが利かないし、ムリもさせられない
そういう中で、弊社にご相談いただくケースが増えてきました。
業務を引き継ぐにも外注するにも、まずは経理業務のスリム化です。

また、後継問題のネックにもなりかねない「経営者保証」を外していくための
銀行交渉上のアドバイスサービスも新たにご提供していく予定です。

2020年は、
  「経理業務のスリム化」 と  「銀行交渉アドバイス」
これに力を入れていこうと思っています。

2020年 今年は?今年も? 一緒によい年にして行きましょう!

                       税理士  徳 野 文 朗
                 ~トクちゃん新聞 令和2年1・2月合併号より~

 

 

 

 

会社設立のご案内 [ 株式会社 繁盛会計 ]

  平素は格別のお引き立てを賜り、ありがたく厚く御礼申し上げます。
  さて、かねてより会社設立の準備を鋭意進めておりましたが、お陰さまで下記のとおり、
  株式会社繁盛会計 を設立する運びと相成りました。これも皆様のご支援とご協力の賜物と
  心より感謝する次第です。

  「お客様が繁盛されるように、会計を通してお手伝いしたい」との思いから「繁盛会計」と
  いたしました。
  これを機に、今後一層皆様のご期待に添えますよう日々精進する所存でございますので、
  なにとぞ倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

                        
                    記

          社        名      株式会社 繁 盛 会 計
          代表取締役     徳 野  文 朗
          住        所     〒530-0054
                                                 大阪市北区南森町1-4-19
                                                 サウスホレストビル9F
          電        話      06-6809-2205
          F  A   X      06-6809-2206

          設立年月日     平成29年12月13日

          事 業 内 容     会計・財務データ入力作成
                                                 財務データの分析
                                                 分析資料の作成及びその解説 等

               

新しい事務所 内装完成♪

昨日、2016年9月16日、新事務所の内装工事が完了し、引き渡しを受けました。

来週22日に引越で、23日から新事務所にて、業務開始です。

今回、エントランスと来客スペースについて、弊社お客様の有限会社アンプディー様にデザインをお願いしました。

有名アパレル店のデザインを手がけられているだけに、かっこよく仕上げていただきました。

アンプディー様の過去のお仕事はこちら。かっちょいいお店が並んでいます。あ、この店知ってる、なんてこともあるのでは。

http://www.ampd.co.jp/works.html

 

応接スペースを広く取りましたので、たくさんのお客様にお越しいただけるようになりました。

今まで以上にたくさんのお客様をお迎えできるように頑張りたいと思います!

 

 

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9月23日 事務所を移転いたします。

事務所を移転いたします。9月23日(金)より、新事務所にて営業いたします。

これもひとえに皆様のご支援のお陰と感謝いたしております。

今後とも何卒ご支援ご指導を賜りますようお願いいたします。

なお、9月21日16:00以降移転作業の為電話がつながりません。

ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

新住所 530-0054 大阪市北区南森町1-4-19 サウスホレストビル9F

tel:06-6809-2205  fax:06-6809-2206 tel.fax番号に変更はありません。 %e3%82%b5%e3%82%a6%e3%82%b9%e3%83%9b%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%88%e3%80%80%e5%87%ba%e5%8f%a3%e6%a1%88%e5%86%85%e3%81%82%e3%82%8a

財務コンサルタント 1名募集

このたび、財務コンサルタントを1名募集します。

お客様に喜んでもらえる仕事をしたい、それを実感したい、という方、経験は不問です。

奮ってご応募ください。電話連絡の上、

・手書きの履歴書

・職務経歴書

をお送りください。

仕事の根幹となりますので、簿記3級は必須。2級も早々に合格できる方。

 

●就業場所
28年9月まで、事業所所在地に同じ
28年9月に事業拡張のため移転。
<移転先>大阪市北区南森町1丁目4番19号 サウスホレストビル 9階

●職種
・財務コンサルタント
・税理士補助業務

●仕事の内容
税務・会計の知識を高めつつ、意欲次第で「挑戦できる環境」が整っています。
大手企業のような限定的な分野の仕事ではなく、中小零細企業から中堅企業まで幅広いお客様向けのあらゆる業務に挑戦していただきます。
そのために、成長できる環境を用意するという点から、研修制度や人事評価制度を整備しています。
今後の弊社を担っていく「次世代幹部候補」を求めています。

●求人条件特記事項
「中小企業の経営者を支え、共に成長していきたい!」という想いがある方を大歓迎します!その想いがあれば、今はまだ経験・知識は必要ありません。弊社は「成長・発展」に真剣な方を決して見放すことはありません。ぜひ、想いを持って飛び込んできてください。一緒に中小企業経営者の方々から頼られる存在を目指しませんか?

●事業内容
会計・税務サービスをベースにした財務コンサル業です。お客様の成長・発展・充実・安心のための経営上の正確な判断材料をタイムリーに提供します。

●会社の特長
学ぶ環境が整っている事務所です。「お客様・お客様の従業員様・当社従業員・当社が、共に成長し、より幸せとなること」を目指します。

●備考
「個人事務所」から「企業」へと成長していくための増員です。そのため、短期的ではなく長期的に働ける「事務所の将来を担っていただける方」とお会いできることを楽しみにしています。公私共に従業員の幸せを最大限バックアップします。
★年収モデル:入社3年目 450万
★健康保険:税理士国保に加入

 

おかげさまで、今年も前半から、新規のお客様が増えて、忙しくさせていただいております。

自分で言うのもなんですが、いい仕事をさせていただいていると思っています。

他の事務所さんから弊社にうつって来られるお客様に、以前の会計事務所さんのお仕事ぶりをお聞かせいただくたび、まだまだ頑張れる余地が大きくあることを感じます。

パターンは2つ。

・昔ながらの殿さま商売の事務所から

・新しいことをやって顧問先を伸ばしているがサービスが看板に追いついていない事務所から

従来、殿さま商売の事務所さんからの切替えばっかりでしたが、最近はそうでもないようです。

社員には、やっつけ仕事や惰性の仕事ではなく、お客様に喜んでいただく仕事をして欲しいと思っています。

テーマを持って1年間の関与をして欲しいと思っています。

税務も会計も非常に大事ですが、お客様にとっては経営課題の中のごく一部。お客様の経営課題は非常に多岐に渡ります。

知らないことがあってもいいんです。私、徳野も、知らないことだらけです。知らないことに出くわした時にも慌てず状況整理をした上で、自分でいろいろ調べ、自分の考えも整理していくことが出来れば、自分の力になっていきます。

その繰り返しをある意味、愚直に出来る人は、成長スピードがとても速いです。

調べたり勉強したり相談したりする環境は提供しています。その環境をに感謝して有効利用できる人は伸びるのが早いです。

 

事務所の将来を担っていただけるような人材にお会いできること、楽しみにしております!

 

税理士 徳野文朗