C型肝炎 その④ 

C型肝炎 その④ 

その反応は、普通は「そらぁ、大変やね~」 なのですが、ひどい方は、
 
「え!そうなん?一緒に鍋、 つついてても感染せえへんのん? 大丈夫?」
 
と質問してこられます。 ある意味、正直な反応なのかも知れません。
 
そうすると、さすがに私にとっては、つまらない食事になりますので、余程仲のいい奴らとの飲み会以外は、参加しなくなりました。結果、 いまだに、合コン知らず!です
 
 
長々と書いてしまいましたが、私が完治していなければ、今の仕事はしていないでしょう。 そもそも税理士の受験勉強をするだけの体力がなかったでしょう。
 
私の隣の病室の女性の方も同じ病気でしたが、 残念ながらインターフェロンの効果が出なくて、「やっぱり若いからかな?」 と効果が出る私のことをうらやましいとおっしゃっていました。 その女性と私と、何がどう違って、効果が出たり出なかったりするのか? ひょっとしたら、 下品な笑顔をつくり手を振りながら登場した桝添大臣を苦々しい思いで迎えた原告団の中に、私がいたかも知れません。
 
今、補償問題が議論されていますが、治療費の負担という形のようです。インターフェロンは高額です。治療費の負担はもちろんです。 しかし、厚生省と薬品メーカーの人災であるならば、失った健康な時間と、 普通にしていればその時享受できた幸せを補償して欲しいものです。
 
でも、こういうものって、金額には表現できないものとなるでしょう。 そうすると解決策は、「誠意ある謝罪」なのではないでしょうか。 パフォーマンスでなく、心ある対応を桝添大臣に望みます。
 
 
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