粗利益率で考えよう!

粗利益率で考えよう!

企業行動として売上目標を「絶対額」で掲げるところは多いのですが、なかなか実現できません。どうしても波があるのが普通です。
だから、絶対金額を目標に据えるのではなく、粗利益率や、原価率で考えるようにしては如何でしょうか?
自社の採算ベース、粗利益の確保を意識して、どういう行動がとれるかが結果で反映されます。これを意識した日々の行動が大切です。
企業活動として「売上」「仕入」をした結果を表現しているのが損益計算書です。数字は日々の行動の結果を表しています。下記を参照してください。もっとも高い値段で売った場合の粗利益率が低く、逆に一番安いほうが粗利益率が高いことが分かります。安く仕入れて、安く売ったほうが儲かるのです。
             どのケースが一番、粗利益率が高い?
                    売値 仕入値        粗利益率
             ケース① (190- 90)÷190×100=52.6%
             ケース② (200-100)÷200×100=50.0%
             ケース③ (210-110)÷210×100=47.6%

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