「観てきました話題のアバター」

「観てきました話題のアバター」

遅ればせながら、話題のアバター観てきました。                   
感想は「観て良かった!」。

3Dの映像が話題性として先行しているこの作品。
平面なスクリーンに奥行きが生み出されることで
映像テクニックを十分に生かして映し出される
桃源郷のような美しい映画の舞台「パンドラ星」
(私にとって船井会長の「イヤシロチ(弥盛地)」に値しそう)
に自分も入り込んだような不思議な感覚に陥ります。
タイタニックでも魅せたキャメロン監督の美的感覚が存分に
発揮されています。

でも、この作品の大きな魅力はそれだけではありません。
驚くべきはふとしたところに潜む「メッセージ性の高さ」なのです。

学生の頃出会った「ソフィーの世界」written by Gaarder、
「ミュータントメッセージ」written by morgan に始まり、
様々な書物や教えを経て「聖なる予言」witten by Redfield になんとかたどりついた
私の人生観にとって、「アバター」から受け取るものは意味深く
原点に戻った気分になりました。

映画の中で何度も口にされる"you see"という台詞に込められた思い。
全てのものに愛情と感謝を持ち、全てが対等。
聖なるものへの見返りを求めない畏敬。

元来人間の生には意味があり、父なる太陽から母なる地球から
エネルギーを受け取り、何か使命を果たすために
この世に送りだされているのだということを思いだす
魂に共鳴する何かを感じました。

アカデミー賞は元奥様に惨敗でしたが
(「ハートロッカー」は観るつもりがないので、比べられませんが)、
11部門を制覇したものの、ゴージャスな美(個人的には好み)を描き
メッセージとしては人間を階級で分けることに
言及するにとどまった前作よりも
色々な点で監督の奥行きの広がりを感じた作品。映画館3Dがお勧めです☆

平成22年3月12日 赤松

 

 


 

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