情けは人のためならずって・・

情けは人のためならずって・・

先日、JR北新地駅で電車を待っていますと、白い杖をついた目の不自由な方が私の横2メートルくらいのところに来られました。今、 前の電車が出たところなので、すいていますが、夕方のラッシュ時ですので、すぐに人が増えて来ます。また、 たっている位置がエスカレーターの横で、電車から降りてくる人と乗ろうとする人が押し合いへし合いする、 ホーム上で最も混雑する場所といえます。

「大丈夫かな・・・?」と心配しながら見ていましたが、情けないことに、なかなか介助する勇気が出ないもんですね。。でも、 どんどん人が増えてきて、間もなく電車がホームに入ってくる、という段階でようやく、「介助しましょうか?」と声をかけることが出来ました。

「あ、ありがとうございます。ではお願いします」とおっしゃってくださいました。うまいこと、席が空いていたので、 座っていただくことが出来ました。

北新地駅から一駅の大阪天満宮で降りて事務所に戻りましたが、道々、なんとも清々しい気持ちになっている自分に気づきました。

「情けは人のためならず」とは、親切は巡り巡って自分にかえってくる、という意味だったと思いますが、今回、

「人に親切にするというのは、めぐり巡るヒマもなく、即、 自分自身いい気持ちになれるやん!」

と思いました。そういう意味もあったりするんかな??

 

 

 

 

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