JICAにて南東欧のエリート役人の方々に・・・

JICAにて南東欧のエリート役人の方々に・・・

JICAが国際貢献の一環で、 南東欧の経済発展のために、各国の経済政策担当者等、これから国のシステムを整備していくエリートを日本に招いて、 中小企業に対する支援策をいろいろと勉強していただく研修があるのですが、そのひとコマとして、 日本の税制と中小企業税制を担当させていただきました。

今年で5回目。ずいぶん慣れてきました。英語で講義できたらカッコいいんでしょうけど、当然出来ませんので、 日本語で通訳の方に説明しまして、通訳の方から受講生に英語で説明してもらっています。だからしゃべるのは日本人相手の普通の講義にくらべ、 半分くらいかも知れません。

今年は、午前10時~午後4時までの長丁場。レジュメは、日本の予算から税体系等々、硬い話です。3年目くらいまでは、 まじめにレジュメに沿って講義をしていましが、露骨に退屈そうな様子をする方もおられ、大阪弁の冗談が通じるわけもなく、 泣きそうになりながらやっておりました。が、だいたいの様子がわかったこともあり、私も意地になってきまして、昨年からは、 講義のスタイルをかなり崩して、クイズをたくさん取り入れるようにしました。結果、昨年の受けがよかったので、今年はさらにクイズを増やし、 参加者意識を高めるため賞品まで用意して頑張ってきました。

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↑用意した賞品。伯母が作りました。十二単ふうになっています。

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↑茨木にあるJICAは、研修生の宿泊施設もあり、約1ヶ月過ごします。みなさんラフな格好で受講されます。 セミナールームも食堂もあり設備は充実しています。

 

今回は、ウクライナ・マケドニア・セルビア・モルドバ・クロアチア・ボスニア・アルバニアから、9名の参加でした。長い講義でしたが、 各種仕込みが功を奏し、おおむね好評を得られたという手ごたえがありました。

 

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↑左端の方が、世話役の西村さん。毎年お世話になっています。賞品は、全員にお渡ししましたが、西村さんの隣のオルガさんは、 早速右の手首にはめて喜んでくれていました。

来年も、お声がかかれば、頑張ります。結構、やってる私も楽しめるセミナーです。

http://www.ft-tax.com/old/2007/11/post_164.html 19年の時の様子

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